「将門」続き NHK大河ドラマは削除されてた…

Youtubeにあった将門の大河ドラマ、半分くらい観た時点で削除されてしまった…

著作権大丈夫なのかしらとは思ったんですけどヤッパリ宜しくなかったようだ。


観たところまでの荒筋を記載して備忘としておく。

物語の荒筋

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1.将門 茨城県に生まれる。

性格は真面目で正義感強く融通が利かないタイプ。現代でいえば会社員としては上手くいかんタイプ。


2.捌けた性格の従兄弟の貞盛に誘われて初めて行った筑波山の歌垣で源家の娘と知り合う。てかヤっちゃう(゚ω゚)


3.その帰りに源家の息子と喧嘩。後の合戦の伏線となる。

娘は貞盛とも付き合っており、貞盛の親父さんが上手く源家に取り入っていて、邪魔な将門に都に上って官位を貰ってくれば嫁にやると偽って京都に行かせる。

実は親族同士は先祖の土地を巡り策を巡らしあってる状況。


4.京都に行くが性格が堅物過ぎて出世出来ず理不尽な思いをする。

貴族の姫貴子と出会い付き合い始める。

(ここらから流民遊民がやたらと踊ったり歌ったりしてて描写が退屈。)

貞盛も続いて京都に来てこちらは順調に出世。

承平天慶の乱のカタワレ藤原純友と出会う。


5.将門、事件に巻き込まれ左遷。四国の海賊退治に行かされる。

同時に純友も四国の国司として赴任。

実は純友は海賊と交流があり、海賊退治部隊は全滅するが将門のみ助かる。

都には適当に報告し将門は大活躍した事にして京都に帰国。


6.大活躍で都で出世する予定だったが、留守中に貴子が貞盛と付き合っているのを知って大ショック死。

ショックの余り全てをほおって坂東に帰国してしまう。ホントかよ…


7.坂東では父親が亡くなっており、叔父たちが将門家の土地の一部を誤魔化して自分の物にしている。


8.貞盛が一旦帰国し、源家の娘と結婚。将門は坂東と都との両方で女を取られるが貞盛とは和解。将門気の毒過ぎる…


坂東の土地を開拓し良き領主として領民に慕われ始める。

(この辺から将門の領主としての才能が開花してドラマも面白くなる。)


9.土地を巡り叔父達と対立。更に源家の息子に嫁に行く途中の叔父の娘をかっさらい、源家とも決定的に対立した結果、合戦になり源家の息子は戦死。更に対立が深まる。


源家の別の娘が叔父達を誑かし、更に対立。


ここまで。懐かしのDVDでも買わないと続きは不明です。

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感想。

同じ武士と合戦と権力争いでも、近世の戦国時代と古代社会の平安時代では文明の度合いと社会の進化が全然違う事がわかった。

将門の時代は社会が狭いし起きる合戦が私的な闘争過ぎる。

そのため天下統一とか天下国家を語るという物語構成に出来ない。戦国時代の武将だって天下国家なんか考えてはいなかっただろうけど、物語としては語らせる事が出来る。

そりゃ時代の制約だから仕方がないとはいえ古代社会を現代ウケするように描く難しさはここなのだなと思った。


それから並行して展開する純友の話は正直つまらなかった。

制作された70年代のヒッピー文化の影響か、政府に反抗する自由人の集まり的な描かれ方だったのだか、地縁血縁を持たない集団の根っこの無さが坂東に根付いた将門側の話に比べて妙に浮いた感じだった。


何れにせよ時代の制約と考証の難しさが伝わってきて、大河ドラマが古代をやらない理由が少し分かった気がした。